【ZiiGaat Lush】ZiiGaatなりのニュートラルサウンド

今回、ZiiGaat JP様(https://x.com/ZiiGaatJP)からプレゼント企画で「ZiiGaat Lush」を頂けたので、この機会にブログを開設してみました。不定期更新かつ、いつまで続けられるか分かりませんが、良かったら読んでいっていただけると嬉しいです。

素直に書きたいことを書きたいと思います!

 

〇視聴環境

アンプ:Fiio K9 AKM

ケーブル:NICEHCK Dusk Sky

イヤーピース:DUNU S&S

 

 

「ZiiGaat Lush」は、スタジオエンジニアやステージミュージシャン向けに設計された、1DD+4BAのハイブリッド型のイヤホンです。実は、僕にとってZiiGaatのイヤホンは2つ目だったりします。1つ目は「ESTRELLA」でした。エストレラーやZiiGaat教等、界隈で盛り上がっていたので、名前は知っていたのですが、セールのタイミングで念願叶って購入することができました。なので、「ESTRELLA」とも比較が出来たらと思います。

 

〇デザイン

 

今回の企画は、「Lush」と「Arate」を各1名ずつプレゼントという企画だったのですが、発送される時に僕が当選したのは「Lush」の方だと知りました。なので、パッケージ写真のようなシルバーの乾燥した砂漠のようなデザインだと思って開封したら、上記のような落ち着いたブルーだったので驚きました。笑

 

これがまたコレクター心をくすぐる綺麗なFPなのです。

せっかくなので「ESTRELLA」と比較。

 

左がESTRELLA、右がLush

まるで広大な銀河を凝縮したようなデザインだった「ESTRELLA」に対して、澄み渡る夜空を思わせるデザインの「Lush」。どちらも甲乙つけがたいですね!

 

〇装着感

ZiiGaatはみんな同じ装着感という話はよく聞きますね。軽くて、装着感がとても良いです。長時間のリスニングにも耐えられます。「ESTRELLA」と比較しても装着感に違いは感じませんでした。厚さは本当に僅かな差ですが、「Lush」の方が分厚く見えました。

「ESTRELLA」の方がドライバー数が多いのに何故?笑

でも、それが装着感に影響を及ぼすかというと全然そんな事無いですね!

〇音質

1DD+4BAのドライバー構成で、10mm径PETダイヤフラムダイナミックドライバーは専用サブウーファーとして最適化されているらしく、4つのBA(バランスド・アーマチュア)の内、2つを中音域、2つを高音域に割り当てているとの事。このBAが自社製の物となっており、低価格を実現できたのはこのBAのおかげのようです。

 

第一印象はニュートラルでクリアな音質。

音場は狭め~普通くらい。分離感が高くて、定位感も十分に感じられました。

ここら辺は、さすがモニターイヤホンというだけありますね。

 

【低音】

ZiiGaat のプライドなのか、何故か低域だけは少し主張を感じます。笑

同社の他機種みたいな響くような重低音では無く、弾むような軽やかな低音。

 

【中音】

ニュートラルで自然な中音域。ボーカルはやや近く、滑らかで聴きやすい。

バンド曲を聴くと、まるでライブハウスで聴いているような自然な音場感だし、アコースティックの様なシンプルな構成の曲を聴くとボーカルの輪郭が際立って魅力を引き立ててくれる印象でした。

 

【高音】

解像度が高く、細かなディテールも明瞭に分かる。

伸びやかでクリア。かつ刺さりの無い滑らかな高音で聴き疲れしないです。

音量を上げても高音が刺さらないのは、評価ポイントかなと思います。

 

〇ASMR適正

こういう評価点があってもいいと思うんです。笑

 

「ボーカルがやや近く、滑らかで聴きやすい」

「解像度が高く、細かなディテールも明瞭に分かる」

 

そうです!!これでASMRと相性が悪い訳ないんです!!

好きなジャンルにもよるとは思うのですが、僕が大好きな「息ふー」や「ささやき系」はめちゃくちゃ相性が良かったです。僕が記事を書いている後ろで娘が寝ているのですが、あまりにもリアリティがあって、娘が起きたんじゃないかと思って何度か振り返ったほどです。

まさか、ZiiGaatのイヤホンでASMRを聴く日が来るとは思っていませんでした。笑

〇総評

全体的にフラットでニュートラルなチューニングです。

モニター要素に適していて、余計な味付けをしないで原音を忠実に再現してくれるイヤホンに感じました。今までの「楽しく音楽が聴きたい!!」と思ってZiiGaatの他製品を購入していた方に勧められるかというと、全然そんなことは無いと思います。

「ESTRELLA」のような地の底から響くような低音も無ければキラキラした高音も無いです。今までのシリーズ(僕が持っているのは1機種だけですが…)と比べて、ZiiGaatらしい”遊び心”は身を潜めています。ですが、このイヤホンのような聴き疲れしないフラットなイヤホンが好きな人も一定数いると思います。この記事を書いている間もずっとイヤホンを装着していますが、装着感の良さも相まって本当に何時間でも聴いていられますね。それに、好みの問題があれどクオリティはかなり高いので、機会があれば是非とも視聴してみて欲しいですね!

個人的には、(ASMR適正含めて)結構好きです!

 

 

最後に、このような機会を与えてくださったZiiGaat JP様に感謝いたします。これからもZiiGaat製品を集めます!まずはAreteからかな。ピンクのFPが美しすぎる!!

 

また、ここまで読んでくださった皆様。ありがとうございました。

レビューしたくなったら、こちらで忘備録も兼ねて色々書きたいと思います。

Xでもポストすると思いますので、気が向いたら読んでくれると嬉しいです!

 

では、また。